カツラの特徴について 改定前20230807

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【カツラを付けたままのシャンプーの流し方・乾かし方】

     髪とカツラを全体に濡らした後に、シャンプーをカツラ全体に優しく振りかけます。

シャンプーは必ずぬるま湯で薄めて泡を立てながら使いましょう。

     髪の毛流に逆らわないように優しく洗います。

カツラの洗浄のコツは、泡立てたシャンプーを全体に行き渡らせつつ、そのまま60秒間待って、余分な汚れとホコリを取るだけで充分です。

※もみ洗いをしたり、擦り洗いをすることは、デリケートなカツラは毛が絡んだりする原因となりますので、注意が必要です。

     水圧弱めのぬるま湯で、十分にすすぎをします。

     コンディショナーで仕上げます。

この際、カツラの髪のみを塗布して、レースの内側にコンディショナーの原液を染み込むと、濯ぎだけでは落とすことが難しく、頭皮等がかゆみの原因となることがあります。

     カツラをタオルで優しく握るように押さえて水分をふき取ります。

     カツラを付けたままシャンプーした時は必ずドライヤーを使います。

自然乾燥をさせてしまうと、接着剤が周りに付いてしまいベトベトしてしまう原因になります。

温風使用の場合はドライヤーとカツラを30cm前後くらい離してご使用してください。

強風による雑な乾燥はカツラを痛めてカツラの耐久が短命になる原因となりますので、ご注意ください。

【カツラを外してシャンプーの流し方・乾かし方】

     荒いブラシで軽く毛の流れに沿って梳かし、表面にあるホコリや絡まりを取り、人毛カツラはデリケートなので毛先の絡まりをしっかり目に取り除きます。

     カツラが容易に入る大き目のボールなどを準備して、ぬるま湯か水をカツラが浸るくらい注いで、シャンプー少量を混ぜて泡立てます。その中にカツラを入れて優しく洗います。

     毛先からゆっくり粗目のコームかブラシで、毛の絡みを取りながら洗います。毛の絡みがなくなったら根元から毛先に向かってコームで洗います。

     すすぎを十分にして、同じやり方を繰り返します。

     ボールのシャンプーを流して、綺麗な水かぬるま湯を入れて、コンディショナーを少し入れて混ぜます。そこにカツラを毛先から入れて、カツラ全体を浸します。

     洗い終えたら、柔らかいタオル優しく押さえるように水分をふき取ります。水分を取ったら、ドライヤーで乾かしても、自然乾燥でも構いません。

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